"「告白」は、告白以前と告白以後では決定的に状態が異なる、微分不可能で不連続な「儀式」である。「告白」には成功か失敗か、どちらかしかない。「告白」は愛の状態をデジタル的に「ある」か「ない」かの完全な二項対立で理解する様式であり、アナログ的な「あるようなないような」という中途半端な状態を許さない。少女マンガは「告白」が成功するか成功しないか、そのドラマを主題化するようになる。70年以降の恋愛少女マンガの多くは、「告白」に至る設定と過程を丹念に描く。その一方で、「告白」成功後の恋愛の成熟と発展が描かれることは稀である。「告白」が成功するかしないかが物語のクライマックスであり、「告白」成功後の物語には興味がないわけだ。"
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